主夫の料理の仕事価値を10倍アップする方法

主夫の料理の仕事価値を10倍アップする方法

禅の教えでは食事係は非常に重要な仕事だった?!

 

仏教の中でも今や外国人にも人気があるのが座禅で知られる禅宗です。

禅宗の中でも道元禅師という名前を聞いたことがある人も多いでしょう。

この道元という人は、若い頃当時の宋(そう)(今の中国)に留学して禅の勉強をしていました。

その頃、彼は衝撃を受けたことがあります。

それはお寺の食事を作る係を年老いたベテランの僧侶がやっていたということなんです。

道元は、なぜ?食事の係なんて新米の僧侶とかにやらせればいいんじゃないか?って疑問に思ったものでした。

ところが宋のお寺の常識では、食事をつくったり仏に供えるのは経験を積んで悟りの深い信任のある者の役目であるということだったのです。

それは禅そのものが悟りというものは日常の生活の中にあり、食事をつくるのもいただくのも修行であり、人にとって生命をいただき生命をまっとうするということをしっかりやるということが非常に重要であるということだったのです。

そして道元は、この考えを日本にもって帰ってきたということだったのです。

実はこのように「食事をつくるという仕事は非常に尊く大切なこと」とされていたのです。

 

食は、人間の生命の源なんです

最近は、食育という言葉も有名ですが、農林水産省もこの食育を積極的に推進しており、国をあげて食というものに注目が集まっています。

農林水産省のサイトにも

食育は、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、 様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることです。

農林水産省は、健康で文化的な国民の生活と豊かで活力のある社会の実現に寄与することを目的として、食育の推進に関する施策の総合的かつ計画的な実施を担う官庁として、関係各省と連携・ 協力して、積極的に取り組んでまいります。

と書かれています。

そして食情報サイトのHAPIKU食育によると、東洋医学の観点からみると元気の源の「気」はよく噛むことから生み出されてくると紹介されています。

そしてそれだけでなく、よく噛むということは脳や味覚の発達、言葉の発音がよくなる、肥満予防にもよいとされています。

つまり食は、お子さんたちの発育のために非常に大きな役割を担っていて、どのような認識をもって食事をつくり提供していくかが、人間をどう形成していくかと密接なかかわりをもっていたということに気づかされるわけです。

そう考えると、ただ単にお腹がすいたから食事をつくり、何でもいいから食べればいいというものでもないということなんですね。

 

料理も楽しく作らなければ長続きしない

食事をつくる仕事が仏教的にも非常に大事な悟りの道であることがわかりました。

そして食育的にもお子さんたちの肉体と精神の育成に重要なこともわかりました。

この2つは、いろいろな情報を集めて知識や認識を集めていきたいところですね。

しかしそればかり追究していると、作る側も食べる側もちょっぴり窮屈になってくることも事実です。

今、世界でも評判になっているのが日本人のつくる「可愛いお弁当」「キャラ弁」です。

 

 

 

これって特別な食材を使っているわけでなく、ごく普通の食材を使い味付けをしているにも関わらず、目で楽しめ、思わず笑顔になりながら美味しくいただけるという素晴らしいアイデアだと思います。

そして実際につくっている人が、おそらくニヤニヤしながら想像力を膨らませつくっていき、食べる人も開けるのをワクワクしながらあけてみて笑顔で食べるということではないでしょうか。

まあこういう弁当を作れという話ではなく、料理を遊び心満載で楽しむことも重要ですよねという話です。

やっぱり毎日のことですので、毎日凝ったものを作るということではなく、ちょっとひと工夫加えることで食事を楽しいイベントに変えることができるんだと思います。

 

まとめ

このように食事ひとつとってみても、非常に奥が深いものなんだなと改めて思います。

主夫の皆さんはご自分がされている食事づくりという仕事が、家族にとってとても重要な役割を担っていて、自分はそういう尊い仕事をしているんだという自覚を持たれたらよいかと思います。

さらに食事を通して人間が形成されていくならば、一歩踏み込んで栄養のこととか食育なんかを勉強してみることで、よりその仕事に深みが増すのではないかと思います。

そして仕上げに思いっきり楽しむ!

自分が楽しくなければ続きませんし、楽しんでつくった料理は、食べる側にも伝わって美味しくいただけるものです。

ということで、家事の中の料理という分野をもう一段価値のあるものとして認識してトライしてみてはいかがでしょうか。